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この映画を知っておられる方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。15歳の夏、家族と避暑地にでかけたハーミー少年は、そこで年上の美しい女性に出会い、恋に落ちます。恋といっても、15歳の少年には憧れでしかなかったのかも知れません。その女性とする会話の一つ一つが少年にはときめきだったのですが、その女性にはご主人がいます。それでも心を抑えられない少年は、ただ彼女と話を交わすことだけが唯一の慰めだったのです。しかし、少年のその淡い恋心も、戦地に赴いた彼女のご主人の戦死の知らせで唐突に終わりを迎えます。
戦死の知らせがあったその夜に、ハーミー少年とその女性がただ黙ってダンスをするシーンに、流れるのがこの曲「The Summer Knows」です。 年上の女性を演じていたのがジェニファー・オニールです。知的で清楚な雰囲気の女優さんで、彼女のような年上の女性に恋をしたいと思いながら、今日まで未だそのようなめくるめく経験がないのが残念です。甘く切ないこの曲も数々のジャズプレイヤーが演奏していますが、中でもアート・ファーマーの「思い出の夏」というアルバムに収められている演奏がベストだと思います。(写真)
作曲はミシェル・ルグランで、ピアノにはメロディアスな曲を演奏させては右に出る人はいないというシダー・ウォルトン、ベースはこれも大御所のサム・ジョーンズ、ドラムスは控えめながら、きらりと光る演奏で定評のビリー・ヒギンズという大物が揃っています。この素晴らしいアルパムには「黒いオルフェ」や「アルフィー」といった名曲も収められています。

ついつい映画の話に脱線して長くなっていました。しかし、時代時代に本当に思い出に残る良い映画がたくさんあります。もっともっとご紹介したいアルパムがあるのですが、紙面の関係上、ここらで控えさせていただきます。ジャズを楽しみながら、また映画のシーンを思い出すという、一挙両得の素晴らしい経験をぜひ試されてみては如何でしょうか。

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